アルゼンチン北西部のサルタ州に位置するロス・アンデス県は、その名の通り雄大なアンデス山脈の東側に広がる地域です。州内で2番目に広い面積を誇り、厳しい自然環境と独特の景観が共存する、非常に特徴的な行政区画となっています。
主要な事実(Key Facts)
- 行政中心地:サン・アントニオ・デ・ロス・コブレス
- 地理的特徴:プナ・デ・アタカマ(高地砂漠地帯)を含む
- 面積:25,636平方キロメートル(サルタ州で第2位の広さ)
- 人口密度:1平方キロメートルあたり約0.22人(2001年時点)
- 隣接地域:チリのアントファガスタ州、フフイ州、カタマルカ州など
地理的概要と環境
ロス・アンデス県は、サルタ州の西端に位置し、チリとの国境に接しています。この地域の大部分はプナ・デ・アタカマと呼ばれる高地平原に覆われており、標高が高く乾燥した気候が特徴です。北側ではラ・ポマ県と接しており、その境界線がロサリオ・デ・レルマ県との間を隔てる形となっています。
県都であるサン・アントニオ・デ・ロス・コブレスは、この地域の交通と生活の拠点となっており、周囲には荒涼としたがらも美しい高原風景が広がっています。

地域の構成と集落
広大な面積に反して人口密度は極めて低く、人々は点在する小さな町や集落に居住しています。最大の集落であるサン・アントニオ・デ・ロス・コブレス(人口5,482人)を中心に、オラカパトやサンタ・ロサ・デ・ロス・パストス・グランデス、そしてトラル・グランデといった小規模なコミュニティが存在します。
また、かつて栄えたミナ・ラ・カスアリダのような放棄された鉱山集落もあり、地域の産業史を物語っています。

注目すべき地点と観光資源
この地域には、自然の驚異であるサラル・デ・ポシトスやサラル・デ・アリサロといった塩湖(サラル)や、タカ・タカ、ソコンパなどの山岳地帯が含まれています。また、世界的に有名な「雲の列車(Tren a las Nubes)」やラ・ポルボリジャなどの鉄道遺産・観光ルートが通っており、高地の絶景を堪能できるスポットとして知られています。
ロス・アンデス県の基本データまとめ
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 所在国・州 | アルゼンチン共和国 サルタ州 |
| 県都 | サン・アントニオ・デ・ロス・コブレス |
| 総面積 | 25,636 km² |
| 総人口 (2001年) | 5,630人 |
| 人口密度 | 0.220人/km² |
| 主な地形 | アンデス山脈東側、プナ・デ・アタカマ |
よくある質問(FAQ)
ロス・アンデス県の県都はどこですか?
県都はサン・アントニオ・デ・ロス・コブレスという町です。
この地域の人口密度はどうなっていますか?
2001年のデータに基づくと、1平方キロメートルあたり約0.22人と、非常に人口密度が低い地域です。
地理的にどのような特徴がありますか?
アンデス山脈の東側に位置し、プナ・デ・アタカマと呼ばれる高地砂漠地帯を含んでいることが大きな特徴です。
どのような観光スポットや名所がありますか?
「雲の列車」で知られる鉄道ルートや、サラル・デ・アリサロなどの塩湖、そしてトラル・グランデのような小さな集落が点在しています。
サルタ州の中でどのくらいの大きさですか?
面積は約25,636平方キロメートルであり、リバダビア県に次いで州内で2番目に広い県です。
References
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