ウォーターパークの歴史と世界各地の閉園施設まとめ

ウォーターパークとは、ウォータースライダーや波のプール、流れるプール、スプラッシュパッド(水遊び場)などの水上アトラクションを専門に提供するレジャー施設のことです。裸足で楽しむ水辺の環境や、多様な遊泳エリアを備えた娯楽施設として世界中で親しまれています。

しかし、時代の変化や安全上の問題、経営上の理由により、かつて賑わいを見せた多くの施設がその歴史に幕を閉じました。本記事では、世界各地で閉園した注目すべきウォーターパークについて振り返ります。

主要な事実(Key Facts)

  • 世界各地で、安全上の懸念や施設老朽化による閉園が発生している。
  • 日本国内では、宮崎県のシーガイア・オーシャンドームなどがかつての代表的な施設であった。
  • 北米(カナダ・米国)では、大規模な施設が数多く閉鎖されており、一部は名称変更やリニューアルを経て運営されている。
  • 不慮の事故(屋根の崩落など)や政治的・社会的な混乱が閉園の直接的な原因となった事例も存在する。

地域別に見る閉園したウォーターパーク

アジア地域の事例

アジアでは、日本やインドネシア、ベトナムなどで施設が閉鎖されました。日本では、宮崎県のシーガイア・オーシャンドームが2007年に閉園したほか、静岡県のスポーツワールドいずながおか(1996年閉園)や、横浜のワイルドブルー横浜(2001年閉園)などが知られています。

Exterior view of Seagaia Ocean Dome

インドネシアでは、ジャカルタのSnowbay(2022年閉園)やスラバヤのCiputra Waterpark(2021年閉園)など、近年も閉園が続いています。また、ベトナムのサイゴン・ウォーターパークは2006年にその運営を終了しました。

北米地域の事例

カナダとアメリカでは、非常に多くの施設が閉鎖されています。カナダのアルバータ州では、Wild Rapids Waterslide Park(2016年閉園)やWild Waters(2012年閉園)など、多くの施設が消えていきました。

A view of Wild Rapids Waterslide Park

アメリカでは、フロリダ州のDisney's River Country(2001年閉園)や、テキサス州、カリフォルニア州などの各地で施設が閉鎖されています。中には、Key Lime Coveのように、後にGreat Wolf Lodgeへと名称変更・刷新されたケースも見られます。

Wild Rivers water park in 2010

ヨーロッパおよびその他の地域

ヨーロッパでは、ベルギーのOcéade(2018年閉園)やドイツのBlub(2002年閉園)などが挙げられます。また、ラトビアのAkvalandeは、安全上の懸念から2014年に閉鎖されました。ポーランドのLemon Parkでは屋根の崩落事故が発生し、2014年に閉園に至っています。

その他の地域では、パレスチナ自治区のCrazy Water Parkが放火攻撃により焼失したという悲劇的な事例も記録されています。

閉園施設の一覧まとめ

地域別・主な閉園ウォーターパーク例
地域 施設名 閉園時期/理由
日本 シーガイア・オーシャンドーム 2007年閉園
カナダ Wild Rapids Waterslide Park 2016年閉園
ラトビア Akvalande 2014年(安全上の懸念)
ポーランド Lemon Park 2014年(屋根崩落)
アメリカ Disney's River Country 2001年閉園

よくある質問(FAQ)

ウォーターパークとは具体的にどのような施設ですか?

ウォータースライダー、波のプール、流れるプール、水遊び用のスプラッシュパッドなどを備えた、水上レクリエーション専門の遊園地のことです。

なぜ多くのウォーターパークが閉園するのですか?

理由は多岐にわたります。経営不振や施設の老朽化のほか、安全基準を満たせなくなった場合や、屋根の崩落などの重大な事故、あるいは地域の社会情勢の変化などが原因となります。

日本で有名な閉園したウォーターパークはありますか?

宮崎県のシーガイア・オーシャンドームや、横浜のワイルドブルー横浜などが、かつて運営されていた著名な施設です。

閉園後、施設はどうなることが多いですか?

完全に解体されるケースのほか、別の施設にリニューアルされる場合(例:Key Lime CoveからGreat Wolf Lodgeへ)や、そのまま放置され廃墟となるケースがあります。