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プトレチリ・アンデス高地に位置する歴史ある村とコミュニティ

🗓 2026年8月13日

チリ北部の険しいアンデス山脈に抱かれたプトレ(Putre)は、標高約3,500メートルという極めて高い地点に位置する町であり、パリナコタ県の県庁所在地でもあります。アリカから東へ約130km離れたこの地は、タパカ火山複合体に囲まれた壮大な景観が特徴です。

多くの旅行者が、近隣のラウカ国立公園を訪れる前の「高度順応(高地環境に体を慣らすこと)」の拠点としてこの町を利用します。また、町内には歴史的な教会が残されており、地域の文化的な象徴となっています。

主要な事実(Key Facts)

  • 地理的地位:チリ共和国アリカ・イ・パリナコタ州パリナコタ県の中心地。
  • 標高:約3,371mから3,500mの高地に位置。
  • 設立:1580年に創設された歴史あるコミュニティ。
  • 人口:2,765人(2017年国勢調査)。
  • 気候:高山気候(ET)に属し、年間を通じて気温が低い。
  • 行政:市議会による管理体制で、現在はハビエル・ティト市長が率いる。

地理と行政構造

プトレは単なる町ではなく、広大な面積(5,902.5 km²)を持つ「コムーナ(基礎自治体)」として機能しています。この行政区には、プトレのほか、ソコロマ、ティグナマル、ベレン、チャピキニャ、パチャマ、アンクタ、グアジャティリ、パリナコタ、チュクヨ、カケナといった複数の集落が含まれています。

行政面では、4年ごとに直接選挙で選ばれる市長(Alcalde)を中心とした市議会が運営を担っています。また、国政レベルでは第1選挙区および第1上院選挙区を通じて、下院および上院の代表者が派遣されています。

気候と自然環境

ケッペンの気候区分では、高山気候(ET)に分類されており、一部は冷涼な半乾燥気候(BSk)の特性も併せ持っています。年間を通じて気温の変化が緩やかですが、常に低温であるため、厳しい自然環境にあります。

月ごとの平均最高気温は概ね14度から16度の間に収まり、最低気温は冬場に0度近くまで下がります。降水量は月によって変動があり、特に8月には顕著な降水が記録される傾向にあります。

プトレの気候データ概要(1976–2009年)
項目 最低値(月平均) 最高値(月平均) 年間平均
日最高気温 (°C) 14.2 (7月) 16.1 (4月・10月) 15.3
日平均気温 (°C) 7.5 (6月) 9.8 (3月) 9.0
日最低気温 (°C) 0.7 (6月) 3.9 (1月) 2.4

人口動態と社会

2017年の国勢調査によると、人口は2,765人で、そのうち約78%にあたる2,152人が都市部に、残りの613人が農村部に居住しています。男女比では男性(2,054人)が女性(711人)を大きく上回っているのが特徴です。

過去の統計を振り返ると、1992年から2002年の間に人口が約29.5%減少しており、過疎化の傾向が見られました。

地質学的出来事

この地域は地質学的に活動的なエリアにあります。2011年3月6日には、プトレの地下110kmを震源とするマグニチュード6.2の地震が発生しました。この地震はチリ北部およびペルー南部に影響を与えましたが、幸いにも死傷者は出ず、被害は軽微なものに留まりました。

よくある質問(FAQ)

プトレはどのような場所ですか?

チリ北部のパリナコタ県にある標高3,500mの高地にある町です。ラウカ国立公園への玄関口として知られ、歴史的な教会やアンデスの絶景が魅力の場所です。

観光客がプトレに滞在する主な理由は何ですか?

主にラウカ国立公園を訪れる前に、標高の高い環境に体を慣らす「高度順応」のために滞在する人が多いです。

プトレの気候はどのような特徴がありますか?

高山気候に属しており、一年中気温が低く、日中の最高気温でも15度前後となる冷涼な環境です。

プトレの行政的な役割は何ですか?

パリナコタ県の県庁所在地であり、周辺の多くの小さな集落(ソコロマやパリナコタなど)を管轄するコムーナ(基礎自治体)としての役割を担っています。

最近、大きな自然災害はありましたか?

2011年にマグニチュード6.2の地震が発生しましたが、震源が地下深く(110km)であったため、大きな被害は報告されていません。

References

  1. "Resultados CENSO 2017". (in Spanish). Retrieved 3 November 2024.
  2. "Chile Time". WorldTimeZones.org. Archived from the original on 13 July 2010. Retrieved 9 September 2010.
  3. "Chile Summer Time". WorldTimeZones.org. Archived from the original on 11 September 2007. Retrieved 9 September 2010.
  4. (6 March 2011). "Magnitude-6.2 earthquake shakes northern Chile". . Retrieved 8 March 2011.
  5. "Atlas Agroclimático de Chile–Estado Actual y Tendencias del Clima (Tomo I: Regiones de Arica Y Parinacota, Tarapacá y Antofagasta" (in Spanish). Universidad de Chile. 2017. pp. 136–146. Retrieved 9 December 2018.