ハイランズ・モータースポーツパーク:ニュージーランドが誇る世界基準のサーキット
ニュージーランド南島オタゴ地方のクロムウェルに位置するハイランズ・モータースポーツパークは、世界レベルの設備を備えたモータースポーツの聖地です。2012年4月に着工し、2013年3月30日に正式にオープンしたこの施設は、オーナーであるトニー・クイン氏の情熱によって築かれました。
単なるレースコースにとどまらず、屋外ゴーカート場やミニゴルフ、彫刻公園などのレジャー施設を併設しており、モータースポーツファンのみならず幅広い層が楽しめる複合エンターテインメント施設として運営されています。
Key Facts
- 所在地:ニュージーランド、オタゴ州クロムウェル
- FIA認定:グレード3
- メインコース全長:4.100 km(コーナー数:22)
- 主要施設:ニュージーランド国立モータースポーツ博物館を併設
- 所有者:トニー・クイン
多彩なコースレイアウトと施設概要
ハイランズの最大の特徴は、用途に合わせて柔軟に変更可能なコース構成にあります。メインとなるフルサーキットのほか、短距離の走行に適した複数のサブコースが用意されています。
| コース名 | 全長 | コーナー数 |
|---|---|---|
| フルサーキット | 4.100 km | 22 |
| Aコース | 1.133 km | 7 |
| Bコース | 1.090 km | 2 |
| Cコース | 1.496 km | 7 |
また、敷地内にあるニュージーランド国立モータースポーツ博物館では、かつてのフォーミュラ1マシンなどの貴重な車両が展示されています。特に注目すべきは、世界に24台しか存在せず、南半球では唯一の所有となる420万ドルの超希少車アストンマーティン・バルカンです。この名車は現在も博物館内で公開されています。
さらに、隣接して1980年12月にオープンしたセントラル・モータースピードウェイ(446mの卵型ダートトラック)があり、地域全体のモータースポーツ文化を支えています。
開催イベントとレースの歴史
ハイランズでは、世界的なレースシリーズから国内選手権まで多岐にわたるイベントが開催されています。近年ではニュージーランドグランプリ(2024年〜)や、FRオセアニア、トヨタGR86チャンピオンシップなどが主要イベントとして定着しています。
かつては2013年から2016年まで、オーストラリアGT選手権の最終戦と併せて開催されていた耐久レース「ハイランズ101」が注目を集めました。このレースでは、トニー・クイン氏やシェーン・ヴァン・ギズバーゲンといった名ドライバーたちが勝利を飾っています。
フルサーキットの公式ラップレコード
コースの速さを物語る公式記録では、カテゴリーごとにハイレベルな争いが繰り広げられています。2024年2月17日には、リアム・スィーツがTatuus FT-60(フォーミュラ・リージョナル)で1分28秒830という驚異的なタイムを記録しました。なお、非公式ながら2022年1月16日にリアム・ローソンがRodin FZEDでマークした1分23秒753が、コース史上最速とされています。
Frequently Asked Questions
ハイランズ・モータースポーツパークのFIAグレードは何ですか?
本施設はFIA(国際自動車連盟)のグレード3に認定されており、国際的な基準を満たした安全かつ高品質なサーキットです。
博物館で見ることができる特別な車はありますか?
はい。世界に24台しか存在しない超限定モデル「アストンマーティン・バルカン」が展示されており、南半球で唯一の個体となっています。
コースの構成は一つだけですか?
いいえ。全長4.1kmのフルコースのほか、A、B、Cといった短距離コースや、2.91kmのEコースなど、複数のレイアウトが用意されています。
どのようなレースイベントが開催されていますか?
現在はニュージーランドグランプリやFRオセアニア、GR86チャンピオンシップなどが開催されており、過去にはオーストラリアGTなどの国際的なレースも行われていました。
一般の観光客でも楽しめますか?
はい。モータースポーツ博物館の見学のほか、屋外ゴーカートやミニゴルフ、彫刻公園などのレジャー施設が完備されており、家族連れでも楽しめます。