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ドリス・デイ『On Moonlight Bay』1950年代の黄金期を彩るサウンドトラック集

🗓 2026年8月15日

1950年代のアメリカを象徴する歌姫、ドリス・デイ。彼女の輝かしいキャリアの中でも、1951年にリリースされたアルバム『On Moonlight Bay』は、同名映画の魅力を凝縮した珠玉のサウンドトラックとして知られています。当時のリスナーを虜にしたこの作品は、彼女の透明感あふれる歌声と、時代背景を感じさせるノスタルジックな楽曲が見事に融合しています。

Key Facts

  • リリース日: 1951年7月2日
  • レーベル: コロンビア(Columbia Records)
  • チャート実績: 米ビルボード誌のアルバムチャートで最高3位を記録
  • 形式: 当時は10インチLPおよび78回転盤4枚セットで発売
  • 特筆点: 映画の共演者ゴードン・マクレーは、レーベル契約の都合で本アルバムには参加していない

作品の背景とリリース形式

本作は、映画『On Moonlight Bay』のために制作されたアルバムであり、1951年7月2日にコロンビア記録から発表されました。当時の音楽メディアの過渡期を反映し、カタログ番号CL-6186の10インチLP盤と、C-267の78回転盤(4枚組セット)という2つの形式で展開されました。

商業的にも大きな成功を収め、1951年8月3日号のビルボード誌「Best-Selling Popular Record Albums」チャートに初登場。その後18週間にわたってチャートインし、最高位3位まで登り詰めました。

制作の裏側とユニークなキャスティング

このアルバムの制作過程には、当時のレコード業界特有の制約がありました。映画で共演したゴードン・マクレーはキャピトル記録(Capitol Records)に所属していたため、コロンビア記録が制作する本アルバムへの参加が認められませんでした。

そのため、マクレーの代役として、ドリス・デイの夫がマネジメントしていた契約歌手のジェームズ・エモンズが起用されました。エモンズは「Cuddle up a Little Closer」と「Till We Meet Again」の2曲でデイとのデュエットを務めています。

収録曲と音楽的構成

アルバムには、ノーマン・ルボフ合唱団による豊かなコーラスや、ジャック・スミスとの軽快なデュエットなど、多彩なアレンジが盛り込まれています。以下に全収録曲をまとめます。

  • On Moonlight Bay(ノーマン・ルボフ合唱団と共に)
  • Till We Meet Again(ジェームズ・エモンズとのデュエット)
  • Love Ya(ジャック・スミスとのデュエット)
  • Christmas Story
  • I'm Forever Blowing Bubbles(ジャック・スミス、ノーマン・ルボフ合唱団と共に)
  • Cuddle up a Little Closer(ジェームズ・エモンズとのデュエット)
  • Every Little Movement (Has a Meaning All Its Own)(ノーマン・ルボフ合唱団と共に)
  • Tell Me (Why Nights Are So Lonely)

なお、「Tell Me」の作詞作曲に名を連ねるジェームズ・ケンディス、ジェームズ・ブロックマン、ナット・ヴィンセントの3名は、共同ペンネームを使用していました。

アルバム詳細まとめ

『On Moonlight Bay』作品概要
項目 詳細内容
アーティスト ドリス・デイ
発売年 1951年
最高順位 全米3位(Billboard)
主な共演者 ジェームズ・エモンズ、ジャック・スミス、ノーマン・ルボフ合唱団
CD再販 2001年に『By the Light of the Silvery Moon』と合本され発売

Frequently Asked Questions

映画の共演者がアルバムに入っていないのはなぜですか?

共演者のゴードン・マクレーがキャピトル記録と契約していたため、コロンビア記録のアルバムに参加することができなかったからです。

このアルバムは現在どのようにして聴くことができますか?

2001年にCollectables Recordsから、1953年のアルバム『By the Light of the Silvery Moon』とセットになったCDがリリースされています。

チャートでの成績はどうでしたか?

ビルボードのアルバムチャートで最高3位を記録し、計18週間にわたってランクインするヒット作となりました。

ジェームズ・エモンズとはどのような人物ですか?

ドリス・デイの夫が担当していた契約歌手であり、本アルバムではゴードン・マクレーの代わりとして2曲のデュエットに参加しています。

References

  1. "popsike.com - DORIS DAY On Moonlight Bay RARE 78 Set Columbia C-267 - auction details". Popsike.com. Retrieved May 26, 2023.
  2. Whitburn, Joel (1973). Top LPs, 1945–1972. Record Research. p. 42. Retrieved December 13, 2025.