The Baháʼí House of Worship in Wilmette, Illinois
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バハイ礼拝堂の歴史と建築世界に広がる精神的な拠点の歩み

🗓 2026年8月13日

世界中のあらゆる人々を迎え入れ、祈りと瞑想の場を提供するバハイ礼拝堂マシュリク・アル・アズカール)は、バハイ教の信仰における中心的な建築物です。これらの礼拝堂は、単なる宗教施設ではなく、人類の団結と精神的な調和を象徴する芸術的な空間として設計されています。

初期の構想から現代の多様な建築様式に至るまで、バハイ礼拝堂は時代とともにその姿を変えながら、世界各地にそのネットワークを広げてきました。

Key Facts

  • 世界初の礼拝堂: トルクメニスタンのアシュガバートに建設されたが、後に取り壊された。
  • 現存する最古の礼拝堂: アメリカ合衆国イリノイ州ウィルメットに位置する。
  • 大陸礼拝堂(マザーテンプル): 世界の主要地域を代表する8つの大陸礼拝堂が完成している。
  • 開放的な設計: 特定の教義に縛られず、あらゆる信仰を持つ人々、あるいは信仰を持たない人々にも開かれている。
  • 拡大するネットワーク: 大陸規模の施設だけでなく、国家レベルや地域レベルの礼拝堂の建設が現在も進行中である。

バハイ礼拝堂の歴史的変遷

バハイ礼拝堂の歴史は、バハイ教の創始者であるバハオッラーの時代に計画されました。最初に形となったのは、現在のトルクメニスタンにあるアシュガバートの礼拝堂です。1902年に建設が始まり、1919年に正式に開堂しました。しかし、ロシア革命後の政治的状況により、1938年に当局に没収され、美術館へと転用されました。その後、1948年の地震で甚大な被害を受け、1963年に完全に解体されました。

現在、世界で最も古い礼拝堂として残っているのが、アメリカのウィルメットにある施設です。1912年にアブドゥルバハーによって定礎式が行われ、1953年に完成しました。この建築は、その美しさと歴史的価値から、米国国家歴史登録財にも指定されています。

The Baháʼí House of Worship in Wilmette, Illinois

ウィルメットの礼拝堂は、9つの塔を持つ独特な構造が特徴であり、毎年多くの訪問者が訪れる精神的なランドマークとなっています。

One of nine towers of the Wilmette temple

大陸礼拝堂(マザーテンプル)の展開

ショギ・エフェンディの指導の下、世界各大陸に「マザーテンプル」と呼ばれる代表的な礼拝堂を建設する計画が進められました。これにより、アフリカのウガンダ、オーストラリアのシドニー、ドイツのランゲンハイン、パナマ、サモア、そしてインドにそれぞれ象徴的な礼拝堂が建てられました。

2016年には、南米を代表する8番目の大陸礼拝堂がチリのサンティアゴに完成し、大陸レベルの計画が完結しました。

A map of the location of Baháʼí Houses of Worship worldwide as of 2025; dark green represents countries that currently have a House of Worship, red represents countries where a House of Worship once existed but no longer does, and light green represents countries where a House of Worship is planned or under construction; black dots indicate the location of completed Houses of Worship, while hollow black dots indicate the location of Houses of Worship that are planned or under construction.

世界各地の代表的な礼拝堂とその特徴

それぞれの礼拝堂は、その土地の文化や環境に調和しながら、バハイ教の普遍的な精神を表現しています。

アジアとオセアニアの建築

インドのニューデリーにある「ロータス寺拝堂」は、世界で最も訪問者の多い建築物の一つとして知られています。蓮の花をモチーフにした独創的なデザインは、多くの建築賞を受賞しており、宗教の枠を超えた観光名所となっています。

The Lotus Temple at night

また、オーストラリアのシドニーにある礼拝堂は、モダンな内部空間が特徴で、静寂の中で瞑想に浸ることができる設計となっています。

Interior of the Bahá'í House of Worship in Sydney

アフリカと南北アメリカの建築

ウガンダのカンパラにある礼拝堂は、東アフリカで当時最高高の建築物であり、地域社会の精神的な中心地としての役割を果たしています。

People outside the Kampala Baháʼí temple

パナマの礼拝堂は、先住民の織物や古代アメリカの寺院を彷彿とさせる地元の石材が使用されており、地域の歴史への敬意が込められています。一方、チリのサンティアゴにある礼拝堂は、現代的なデザインと自然の融合が評価され、国際的な建築賞を受賞しています。

The Santiago Bahá'í House of Worship

ヨーロッパの建築

ドイツのランゲンハインにある礼拝堂は、コンクリートとガラスを用いたモダニズム建築の傑作です。500枚以上のガラスパネルから降り注ぐ光が、内部空間を幻想的に照らします。

The Baháʼí House of Worship in Germany during winter

今後の展望と地域礼拝堂の拡大

2012年以降、世界正義の家(ユニバーサル・ハウス・オブ・ジャスティス)は、大陸規模だけでなく、国家レベルおよび地域レベルの礼拝堂の建設を推進しています。コンゴ民主共和国やパプアニューギニアなどの国家礼拝堂に加え、コロンビアやバヌアツ、カンボジアなどの地域礼拝堂が次々と完成しています。

Local Baháʼí House of Worship in Agua Azul, Colombia

現在もブラジル、カナダ、フィリピンなどで計画が進んでおり、世界中で120以上の国家コミュニティが建設に向けた用地を確保しています。また、イスラエルのハイファにあるカルメル山には、将来的な礼拝堂の建設地を示すオベリスクが設置されており、今後の展開が期待されています。

Obelisk marking the position of the future Bahá'í House of Worship, Mount Carmel, Haifa, Israel

大陸礼拝堂の概要まとめ

世界の大陸礼拝堂(マザーテンプル)一覧
所在地 開堂年 収容人数 主な特徴
ウィルメット アメリカ 1953年 1,191人 現存最古、9つの塔を持つ構造
カンパラ ウガンダ 1961年 800人 東アフリカの象徴的な高層建築
シドニー オーストラリア 1961年 600人 モダンな内部設計と静寂な空間
ランゲンハイン ドイツ 1964年 600人 ガラスとコンクリートのモダニズム様式
パナマシティ パナマ 1972年 550人 先住民のデザインを取り入れた石造り
アピア サモア 1984年 700人 自然の風を取り入れた開放的な構造
ニューデリー インド 1986年 2,500人 蓮の花を模した世界的な名建築
サンティアゴ チリ 2016年 600人 現代建築の粋を集めた南米の拠点

Frequently Asked Questions

バハイ礼拝堂とはどのような目的で建てられているのですか?

あらゆる背景を持つ人々が集まり、共に祈り、瞑想するための場所として建設されています。特定の宗教的儀式を行う場所ではなく、人類の精神的な団結を促進することを目的としています。

誰でも礼拝堂に入ることができますか?

はい、可能です。バハイ礼拝堂は、信仰の有無や宗教の種類に関わらず、すべての人に開かれています。世界中から訪れる人々が、静寂の中で自分自身の精神性と向き合うことができます。

「大陸礼拝堂」と「地域礼拝堂」の違いは何ですか?

大陸礼拝堂(マザーテンプル)は、その大陸全体を代表する象徴的な施設として計画されたものです。一方、地域礼拝堂は、よりローカルなコミュニティのニーズに応え、地域社会に根ざした精神的拠点として建設されています。

礼拝堂の建築デザインに共通するルールはありますか?

具体的な様式は地域によって異なりますが、多くの礼拝堂が調和、光、そして開放性を重視した設計になっています。また、周囲の自然環境や地域の文化的な要素を取り入れることが一般的です。

世界で最初に建てられた礼拝堂はどこにありましたか?

最初のはトルクメニスタンのアシュガバートに建設されました。1902年に着工し、1919年に完成しましたが、政治的な理由による没収や地震の被害を経て、1963年に取り壊されました。

References

  1. Baháʼu'lláh used the term Mashriqu'l-Adhkár to refer to any building where people gathered to worship. His successor, ʻAbdu'l-Bahá, continued this general usage of the term but also described a more specific type of building using the same term, which for instance he said must be round and nine-sided. ʻAbdu'l-Bahá's successor, , wrote that the term Mashriqu'l-Adhkár should apply only to this latter, more specific type of building, and that the Baháʼí centres used in most Baháʼí communities should be known instead as Haziratu'l-Quds. Since then, Shoghi Effendi's more specific meaning of Mashriqu'l-Adhkár has persisted, and it is buildings of this type that are known in English as Baháʼí Houses of Worship or Baháʼí temples.

📸 フォトギャラリー

The Baháʼí House of Worship in Wilmette, Illinois
A map of the location of Baháʼí Houses of Worship worldwide as of 2025; dark green represents countries that currently have a House of Worship, red represents countries where a House of Worship once existed but no longer does, and light green represents countries where a House of Worship is planned or under construction; black dots indicate the location of completed Houses of Worship, while hollow black dots indicate the location of Houses of Worship that are planned or under construction.
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One of nine towers of the Wilmette temple
People outside the Kampala Baháʼí temple
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