レクサム大学:ウェールズ北東部で進化を続ける公立大学の歩みと特徴
ウェールズ北東部に位置するレクサム大学(Wrexham University)は、地域社会に根ざしながらも、現代的な教育ニーズに応え続ける公立大学です。学部および大学院レベルの学位課程に加え、専門的な職業コースを提供し、多様な学生を受け入れています。その歴史は19世紀後半にまで遡り、時代の要請に合わせて名称や形態を変えながら、現在の地位を築き上げました。
大学のモットーである「Hyder trwy Addysg(教育による自信)」が示す通り、学生が自信を持って社会へ羽ばたくための環境整備に注力しています。
Key Facts
- 設立年: 1887年(前身のレクサム科学芸術学校として)
- 大学昇格: 2008年
- 学生数: 8,560名(2024/25年度)
- キャンパス展開: レクサム、ノソップ、セント・アサフの3拠点
- 主な運営形態: 公立大学
歴史的変遷とアイデンティティの確立
本校のルーツは1887年に創設された「レクサム科学芸術学校(Wrexham School of Science and Art)」にあります。その後、デンビーシャー技術学院や技術大学を経て、1975年には北東ウェールズ高等教育機関(NEWI)へと発展しました。
2004年にウェールズ大学の正会員となり、2008年には学位授与権を獲得して正式に大学へと昇格しました。当時の名称は、レクサム近郊で生まれ、ウェールズにおける大学設立を提唱した15世紀の指導者オワイン・グリンドゥールにちなんで「グリンドゥール大学(Glyndŵr University)」と命名されました。その後、2016年に「レクサム・グリンドゥール大学」となり、2023年末に現在の「レクサム大学」へと名称を変更しています。

キャンパス構成と地域連携
レクサム大学は、都市型のキャンパスを展開しており、主に以下の拠点で教育・研究活動を行っています。
レクサム・キャンパス
メインとなる拠点です。特にリージェント・ストリートのサイトには「北ウェールズ芸術デザイン学校(NWSAD)」が置かれており、創造的な学びの中心となっています。また、かつては地元の名門サッカークラブ、レクサムFCの本拠地であるレースコース・グラウンドを所有していた時期もあり、地域スポーツとの深い関わりを持っていました。

その他の拠点
- ノソップ(Northop): 専門的な教育拠点として機能しています。
- セント・アサフ(St Asaph): ビジネスパーク内に位置し、産業界との連携を深めています。

科学教育への貢献
大学が運営する教育チャリティ「北ウェールズ・サイエンス」は、かつてプラス・コッホ・キャンパスで科学発見センターを運営していました。現在は市街地のヘンブラス・ストリートに移転し、「Xplore! Science Discovery Centre」として、学校や一般市民に向けた科学普及活動を続けています。
大学の概要まとめ
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 学生構成 (2024/25) | 学部生 4,955名 / 大学院生 3,605名 |
| 予算 (2021-22) | 4,480万ポンド |
| 主要役職 | 総長:コリン・ジャクソン / 副総長:ジョー・イェーツ |
| 大学ランキング (2026) | Guardian: 111位 / Times: 122位 |
著名な卒業生
学問のみならず、スポーツや政治の分野でも活躍する人材を輩出しています。元ウェールズ代表サッカー選手のロビー・サベージ氏や、政治家のジャック・サージェント氏、また世界選手権などでタイトルを獲得したパワーリフターのスティーブン・フォーショー氏などが挙げられます。
Frequently Asked Questions
レクサム大学の以前の名称は何でしたか?
時代により変遷していますが、直近では「レクサム・グリンドゥール大学」や「グリンドゥール大学」と呼ばれていました。さらに遡ると、北東ウェールズ高等教育機関(NEWI)などの名称で運営されていました。
キャンパスはどこにありますか?
ウェールズ北東部のレクサム、ノソップ、およびセント・アサフにキャンパスを構えています。
どのような学生が在籍していますか?
2024/25年度のデータでは、合計8,560名の学生が在籍しており、そのうち学部生が4,955名、大学院生が3,605名となっています。
大学のランキングはどうですか?
2026年のガイドでは、ガーディアン誌で111位、タイムズ誌で122位にランクインしています。
大学のモットーは何ですか?
ウェールズ語で「Hyder trwy Addysg」であり、英語では「Confidence through Education(教育による自信)」を意味しています。
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