トコピヤ州:チリ・アントファガスタ州の地理と行政
南米チリ共和国の北部に位置するトコピヤ州(Provincia de Tocopilla)は、アントファガスタ州を構成する3つの州の一つです。州都であるトコピヤ市を中心に、広大な土地と独特の人口分布を持つこの地域は、チリの行政区分において重要な役割を担っています。
主要な事実(Key Facts)
- 位置:チリ北部、アントファガスタ州に属する。
- 行政区分:トコピヤ市とマリア・エレナ市の2つのコムーナ(基礎自治体)で構成。
- 総面積:16,236.0平方キロメートル。
- 人口:28,840人(2012年国勢調査時点)。
- 統治形態:大統領が任命する州代表者が行政を管理。
地理的特徴と人口動態
トコピヤ州は、16,236.0km²という広大な面積を有していますが、人口密度は1平方キロメートルあたり約1.9人と非常に低くなっています。これは、地域の大部分が厳しい自然環境にあることを示唆しています。
人口動態に目を向けると、2012年の国勢調査では総人口28,840人を記録しました。男女比は男性16,348人、女性15,168人となっています。また、過去の統計では人口減少傾向が見られ、1992年から2002年の間に約18.4%(7,129人)の人口が減少したことが報告されています。
都市部と農村部の分布
住民の多くは都市部に集中しており、都市人口が30,764人であるのに対し、農村人口はわずか752人に留まっています。この極端な分布は、生活基盤が特定の拠点都市に集中している地域の特性を表しています。
行政体制と構成
チリの行政体系において、州は第二レベルの行政区分に位置付けられています。トコピヤ州の運営は、大統領によって任命された州代表者(Presidential Provincial Delegate)によって行われており、現在はガブリエル・ボリッチ大統領により任命されたロッサナ・モンテロ・モラレス氏がその職を務めています。
州内はさらに2つのコムーナ(comuna:チリの最小行政単位)に分かれています。
- トコピヤ(Tocopilla):州都であり、行政の中心地。
- マリア・エレナ(María Elena):州を構成するもう一つの自治体。
トコピヤ州の基本データまとめ
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 所属地域 | アントファガスタ州(第II地域) |
| 州都 | トコピヤ |
| 総面積 | 16,236.0 km² |
| 総人口 (2012) | 28,840人 |
| 人口密度 | 1.776人/km² |
| タイムゾーン | UTC-4 (標準時) / UTC-3 (夏時間) |
| 市外局番 | 56 + 55 |
よくある質問(FAQ)
トコピヤ州はどこにありますか?
チリ北部のアントファガスタ州に位置しており、州都はトコピヤ市です。
州内の行政区画はどうなっていますか?
トコピヤ州は、トコピヤ市とマリア・エレナ市の2つのコムーナ(基礎自治体)で構成されています。
州の代表者はどのように決定されますか?
チリ大統領によって任命される州代表者が、行政の管理運営を行います。
人口密度が低いのはなぜですか?
総面積が16,236.0km²と非常に広い一方で、人口が約2.9万人と少ないため、1km²あたりの人口は約1.9人と非常に低くなっています。
人口の推移に特徴はありますか?
1992年から2002年にかけて、人口が約18.4%減少したという記録があります。