The Charleston Advisorの歴史と後継誌Katina Magazineへの移行
図書館や情報専門職にとって、利用者に提供するデジタルリソースの選定は極めて重要な業務です。こうしたニーズに応え、25年間にわたりウェブベースの情報製品を厳格に評価してきたのがThe Charleston Advisorでした。本記事では、同誌が果たした役割から、その歴史的な幕引き、そして新しく誕生した後継誌について解説します。
Key Facts
- 活動期間:1999年7月から2024年7月まで、四半期ごとに発行。
- 主な目的:図書館がライセンス契約を結ぶ有料および無料のインターネットリソースを査読付きでレビューすること。
- 主要人物:創設のインスピレーションを与えたKatina Strauch氏、発行者のBecky Lenzini氏、および25年間編集責任者を務めたGeorge Machovec氏。
- 後継誌:2024年11月12日にデジタル出版物「Katina Magazine」が創刊。
図書館情報学における役割と歩み
The Charleston Advisorは、「情報専門職のためのウェブ製品に関する批判的レビュー」を掲げ、図書館員が最適なリソースを選択するための指針を提供してきました。その信頼性は高く、雑誌『Choice』と連携したオンラインレビュー機能「ccAdvisor」の提供や、読者投票によるアワードの授与など、業界内で強い影響力を持っていました。
運営面では、長らくThe Charleston Companyが発行していましたが、2022年に科学出版の大手であるAnnual Reviews社へ譲渡されました。その後、2024年7月1日に発行された第25巻第5号をもって、25年の歴史に幕を閉じました。この最終号は回顧的な内容となっており、購読者は1,500本を超える膨大なアーカイブ記事への永続的なアクセス権を保持しています。
次世代へ:Katina Magazineの誕生
The Charleston Advisorの精神を引き継ぐ形で、2024年11月12日に新デジタル誌Katina Magazineがローンチされました。名称は、同誌の創設に深く関わったKatina Strauch氏にちなんで名付けられています。
新誌では、従来の図書館リソースのレビューに加え、現代の図書館運営に不可欠なオープンアクセス(誰でも無料で論文やデータにアクセスできる仕組み)や、最新の図書館情報学に関するコンテンツを幅広く展開しています。
誌面概要まとめ
| 項目 | The Charleston Advisor | Katina Magazine |
|---|---|---|
| 発行期間 | 1999年 〜 2024年 | 2024年11月 〜 現在 |
| 発行頻度 | 四半期ごと | デジタル配信 |
| 主な内容 | ウェブ製品の査読付きレビュー | リソースレビュー、オープンアクセス、図書館情報学 |
| 出版社 | The Charleston Company / Annual Reviews | Annual Reviews |
Frequently Asked Questions
The Charleston Advisorは現在も発行されていますか?
いいえ、2024年7月1日に最終号(第25巻第5号)が発行され、出版を終了しました。
後継となる出版物はありますか?
はい。2024年11月12日に、デジタル出版物である「Katina Magazine」が創刊されました。
過去に公開されたレビュー記事は閲覧できますか?
The Charleston Advisorの購読者は、1,500本以上の記事が収められたアーカイブへの永続的なアクセス権を与えられています。
Katina Magazineではどのような内容が扱われますか?
図書館リソースのレビューに加え、オープンアクセスや図書館情報学に関連する最新のコンテンツが提供されます。
この誌面はどのような専門家向けに作られていましたか?
主に図書館員などの情報専門職を対象としており、ライセンス契約を行うインターネットリソースの評価に役立つ情報を提供していました。