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ジョジーのバラード1960年代のフェミニズムを先取りした西部劇コメディ

🗓 2026年8月15日

1967年に公開された『ジョジーのバラード(The Ballad of Josie)』は、伝統的な西部劇の世界観に、当時の社会的なテーマであったフェミニズムをユーモラスに融合させたユニークな作品です。アンドリュー・V・マクラグレン監督の手により、色鮮やかなテクニカラーで描かれた本作は、単なるコメディに留まらない女性の自立と挑戦の物語となっています。

Key Facts

  • 主演: ドリス・デイ、ピーター・グレイブス、ジョージ・ケネディ
  • 監督: アンドリュー・V・マクラグレン
  • 製作・配給: ユニバーサル・ピクチャーズ
  • 公開年: 1967年(西ドイツ)、1968年(米国)
  • ロケ地: カリフォルニア州サウザンドオークスのノースランチおよびワイルドウッド地域公園
  • 特筆点: ウィリアム・タルマンの俳優としての最後の出演作である

物語のあらすじとテーマ

舞台はワイオミング州のアラパホ郡という架空の地。主人公のジョジーは、アルコール依存症で虐待的な夫を持つ若い女性でした。ある日、彼女が寝室のドアを開けた拍子に夫が階段から転落し、不慮の死を遂げます。裁判にかけられたジョジーでしたが、最終的に無罪判決を受けました。

しかし、困難は続きます。義父に幼い息子の親権を奪われ、息子はシャイアンへと連れ去られてしまいました。絶望せず、ジョジーは自らの力で牧場主として生き抜く道を決意します。彼女は、当時の男性中心の社会に挑戦し、女性参政権運動を立ち上げるだけでなく、牛の牧場主たちが嫌がる「羊」の飼育を始めたことで、周囲の男性たちを大いに困惑させることになります。

作品の構成とキャスト

本作は、ドリス・デイの明るいキャラクターと、彼女を取り巻く個性的な登場人物たちの掛け合いが見どころです。法執行機関の人間や地元の住民たちが、自立しようとする女性にどう反応するかがコミカルに描かれています。

『ジョジーのバラード』主要キャスト・スタッフ一覧
役割 キャスト・スタッフ名
ジョジー・ミニック ドリス・デイ
ジェイソン・メレディス ピーター・グレイブス
アーチ・オグデン ジョージ・ケネディ
タタム判事 アンディ・デヴァイン
チャーリー・ロード地方検事 ウィリアム・タルマン
監督 アンドリュー・V・マクラグレン
脚本 ハロルド・スウォントン

制作の背景

映画の撮影は、カリフォルニア州の美しい自然が残るサウザンドオークスの2箇所で行われました。また、音楽はフランク・デ・ヴォルが担当し、102分という上映時間の中で、西部劇のダイナミズムとコメディの軽快さを両立させています。

Frequently Asked Questions

この映画の主なテーマは何ですか?

伝統的な西部劇の設定を使いながら、1960年代に盛り上がりを見せていたフェミニズムや女性の自立、そして女性参政権という社会的なテーマをユーモアたっぷりに描いています。

撮影はどこで行われましたか?

アメリカ合衆国カリフォルニア州サウザンドオークスにある、ノースランチ(North Ranch)とワイルドウッド地域公園(Wildwood Regional Park)の2つのロケーションで撮影されました。

キャストの中で特筆すべき点はありますか?

主演のドリス・デイに加え、ウィリアム・タルマンにとってこの作品が俳優としての最後の出演作となったことが知られています。

物語の中でジョジーが周囲と対立する理由は何ですか?

彼女が女性参政権運動を推進したことや、牛の牧場主たちが嫌う羊を飼育し始めたことで、保守的な男性牧場主たちの反感を買ったためです。

References

  1. "The Ballad of Josie". Turner Classic Movies. Archived from the original on July 20, 2011. Retrieved February 29, 2016.
  2. "William Talman of 'Perry Mason'", The New York Times, August 31, 1968
  3. Schneider, Jerry L. (2015). Western Filming Locations Book 1. CP Entertainment Books. Pages 116 and 120.  .