Phyllis Diller, featured vocalist on "Smile" (Charlie Chaplin)
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Pink Martini『Get Happy』多国籍な魅力が詰まった名盤を紐解く

🗓 2026年8月16日

アメリカを拠点に活動する多国籍音楽グループ、Pink Martiniピンク・マルティーニ。彼らが2013年に発表した6枚目のスタジオアルバム『Get Happy』は、まさに彼らのアイデンティティである「音楽による世界旅行」を体現した作品です。ボサノバやイージーリスニングを基調とした心地よいサウンドに、世界各国の言語と文化が溶け込んでいます。

本作は、バンド自身のレーベルであるHeinz Recordsからリリースされました。多彩なゲストアーティストを迎え、ジャンルの枠を超えた贅沢な楽曲構成となっているのが特徴です。

Key Facts

  • リリース日: 2013年9月24日
  • 音楽ジャンル: ボサノバイージーリスニング
  • 収録曲数: 全16曲
  • 主要チャート実績: 米ビルボード・トップジャズアルバムチャートで1位を獲得
  • 特筆すべきゲスト: フィリス・ディラー、ルーファス・ウェインライト、フォン・トラップスなど

アルバムの構成と音楽的アプローチ

『Get Happy』の最大の魅力は、その多様性にあります。収録された16曲の中には、ドイツ語、スペイン語、中国語、ペルシャ語、ルーマニア語、トルコ語など、多岐にわたる言語の楽曲が含まれています。これにより、リスナーは一枚のアルバムを通じて世界各地の情緒に触れることができます。

また、日本の楽曲である「ずんどこ節」を収録している点も興味深く、彼らの音楽的好奇心の広さが伺えます。インストゥルメンタル曲としてスコット・ジョプリンの「ヘリオトロープ・ブーケ」を盛り込むなど、クラシックな構成美も追求されています。

心揺さぶるラストナンバー「Smile」

アルバムを締めくくるのは、チャップリン作曲の名曲「Smile」です。この曲には、アメリカの伝説的なコメディアンであり女優のフィリス・ディラーがボーカルとして参加しています。録音は2012年1月にロサンゼルスの彼女の自宅で行われ、彼女の逝去後に世に送り出されました。

この楽曲は音楽的な評価だけでなく、商業的にも成功を収め、欧州の独立音楽会社協会(IMPALA)から、欧州全域で4万枚以上のセールスを記録したことを示すダブルシルバー認定を受けています。

Phyllis Diller, featured vocalist on "Smile" (Charlie Chaplin)

世界的なチャート成績

本作はアメリカ国内のみならず、ヨーロッパ諸国でも高く評価されました。特にジャズとしての評価が高く、米ビルボードのトップジャズアルバムチャートでは頂点に登り詰めました。また、フランスやスペイン、ベルギーなどのチャートでも上位にランクインし、世界的な人気を証明しました。

『Get Happy』主要チャート最高位
チャート名 最高順位
US Billboard Top Jazz Albums 1位
US Billboard 200 48位
フランス (SNEP) 36位
スペイン (Promusicae) 36位
イギリス (Official Charts) 76位
ベルギー (Ultratop Wallonia) 43位

Frequently Asked Questions

『Get Happy』はどのようなジャンルのアルバムですか?

主にボサノバやイージーリスニングに分類されますが、世界各国の伝統音楽やジャズの要素が融合した、非常に多国籍なスタイルです。

ゲストアーティストには誰が参加していますか?

フィリス・ディラー、ルーファス・ウェインライト、フォン・トラップス、ミョウ・ミョウ、アリ・シャピロ、フィリップ・カテリーヌなど、多彩な才能が集結しています。

アルバムの中で特に注目すべき曲はありますか?

チャップリンの「Smile」は、フィリス・ディラーとの貴重な共演曲であり、欧州で高いセールスを記録した重要なトラックです。

このアルバムはどのレーベルから発売されましたか?

Pink Martini自身の所有するレーベルである「Heinz Records」からリリースされました。

日本の曲は収録されていますか?

はい。「ずんどこ節」という楽曲が収録されており、ティモシー・ニシモトが参加しています。

References

  1. White, Ryan (June 19, 2013). "Pink Martini announces Sept. 24 release of 'Get Happy'". The Oregonian. Portland, Oregon. Retrieved June 19, 2013.
  2. Denselow, Robin (April 30, 2013). "Pink Martini – review: Royal Albert Hall, London". The Guardian. London, United Kingdom. Retrieved June 19, 2013.
  3. White, Ryan (August 20, 2012). "Hear Thomas Lauderdale and Phyllis Diller sing Charlie Chaplin's 'Smile'". The Oregonian. Portland, Oregon. Retrieved June 19, 2013.
  4. "Color". Retrieved August 27, 2017.{{}}: CS1 maint: deprecated archival service ()
  5. "IMPALA Awards for European Independent Acts Hit Record Levels | Impala". Retrieved August 27, 2017.{{}}: CS1 maint: deprecated archival service ()
  6. "Ultratop.be – Pink Martini – Get Happy" (in Dutch). Hung Medien.
  7. "Ultratop.be – Pink Martini – Get Happy" (in French). Hung Medien.
  8. "Lescharts.com – Pink Martini – Get Happy". Hung Medien.
  9. "Oficjalna lista sprzedaży :: OLiS - Official Retail Sales Chart". . . Retrieved October 12, 2013.
  10. "Official Scottish Albums Chart on 6/10/2013 – Top 100". .