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クック諸島国立図書館(ルナンガ・プカ)の歴史と役割

🗓 2026年8月8日

南太平洋の美しい島国、クック諸島の文化と知識の拠点となっているのがクック諸島国立図書館ルナンガ・プカです。ラロトンガ島のアバルアに位置するこの施設は、単なる本の保管場所ではなく、国のアイデンティティを保存し、次世代へ継承するための重要な役割を担っています。

この図書館は、「テ・プナ・コレロ(サー・ジェフリー・ヘンリー文化センター)」という複合施設の一部として運営されており、文化開発省の管轄下にあります。センター内には、国立博物館やオーディトリアム、さらには政府の各省庁も入居しており、地域の文化・行政の中心地としての機能を集約しています。

主要な事実(Key Facts)

  • 正式名称:クック諸島国立図書館(Runanga Puka)
  • 所在地:クック諸島 ラロトンガアバルア、ビクトリア通り
  • 開館年:1993年(計画開始は1961年)
  • 蔵書数:約10,000冊
  • 運営組織:文化開発省(Ministry of Cultural Development)
  • 特筆すべき蔵書:太平洋地域の希少本、クック諸島および太平洋に関する報告書

設立までの長い道のりと歴史

国立図書館の構想は、1961年に当時のレジデント・コミッショナーであるオリバー・デア氏が支援した委員会によって始まりました。建設地となったタプタプアテアの土地はマケア・ヌイ・アリキによって寄贈され、クック諸島議会が公的資金を投入して寄付金に合わせる形で資金調達が行われました。

設計はニュージーランド公共事業省の建築家ケネス・ミルズ氏が担当し、実際の建設費用はナウル政府からの融資によって賄われました。このように、多くの協力と国際的な支援を経て、1992年に設立され、翌1993年に正式に運用が開始されました。また、施設を維持し近代化するため、2021年には改修工事が実施されています。

蔵書の内容と運営の現状

現在、図書館には約10,000冊の書籍が収蔵されています。そのラインナップは幅広く、大人向けおよび子供向けのフィクションから、専門的なリファレンス本まで揃っています。特に価値が高いのは、太平洋地域の希少本や、この地域に関する詳細な報告書です。

また、2019年にはクック諸島議会から、1965年から1994年までの島々の法律をまとめた法典が寄贈され、法的資料としての価値も高まっています。なお、島内での専門的なトレーニング機会が限られているため、現在は資格を持つ司書ではなく、2名の職員によって運営されています。

2012年には、出版物を法的に収集・保存する「納本図書館(Legal Deposit Library)」への移行を目指した取り組みが始まりましたが、独立50周年の記念行事に伴い、この計画は一時中断されました。

施設概要まとめ

クック諸島国立図書館 概要
項目 詳細
所在地 ラロトンガ島 アバルア ビクトリア通り
所属 文化開発省 / テ・プナ・コレロ文化センター内
蔵書規模 約10,000冊
主な資料 太平洋の希少本、地域報告書、国内法典
建設資金 ナウル政府からの融資および公的資金

よくある質問(FAQ)

ルナンガ・プカとはどういう意味ですか?

ルナンガ・プカは、クック諸島国立図書館の現地での名称です。

図書館はどこにありますか?

ラロトンガ島のアバルアにあるビクトリア通りに位置しており、サー・ジェフリー・ヘンリー文化センター(テ・プナ・コレロ)の中にあります。

どのような本を読むことができますか?

子供から大人まで楽しめるフィクションのほか、太平洋地域の希少本や、クック諸島の法律に関する資料、地域報告書などが所蔵されています。

図書館の建物には他に何が入っていますか?

同じ文化センター内には、クック諸島国立博物館、オーディトリアム、およびいくつかの政府省庁が入居しています。

図書館の設立にはどのような支援がありましたか?

土地はマケア・ヌイ・アリキによって寄贈され、建設資金の一部はナウル政府からの融資によって提供されました。

References

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