マット・ヘネシー:NFLでのキャリアと挑戦の軌跡
アメリカンフットボールの最前線、NFLでセンターとして活躍するマット・ヘネシー選手。強靭な肉体と高い技術を武器に、複数のチームを渡り歩きながらプロとしての道を切り拓いてきました。現在はダラス・カウボーイズに所属する彼の、大学時代の栄光からプロでの苦闘、そして現在に至るまでの歩みを詳しく辿ります。
Key Facts
- ポジション:センター(オフェンシブラインの中央でプレーし、クォーターバックへのスナップを担う重要ポスト)
- ドラフト:2020年NFLドラフト3巡目(全体78位)でアトランタ・ファルコンズが指名
- 大学実績:テンプル大学時代にAll-AACファーストチーム選出、リミントン・トロフィー(全米最優秀センター賞)のファイナリストに選出
- 身体能力:身長約193cm、体重約143kgの屈強な体格を誇る
- 家族:兄のトーマス・ヘネシーもニューヨーク・ジェッツのロングスナッパーとしてNFLで活動
大学時代:エリートセンターへの成長
ニューヨーク州出身のヘネシー選手は、ニュージャージー州のドン・ボスコ・プレップ高校でオフェンシブタックルとして頭角を現しました。その後、テンプル大学へ進学し、大学フットボールの舞台でその才能を開花させます。
1年次には左ガードとして出場し、その後チームの主軸であるセンターへと転向。その献身的な姿勢とタフさはチーム内でも高く評価され、練習中には「チームで最もタフな9人」にのみ許される1桁の背番号(3番)を着用したこともありました。大学3年次には、カンファレンス(AAC)のファーストチームに選出されるなど、全米トップクラスのセンターとしての地位を確立し、2020年のNFLドラフトへ挑戦することを決意しました。
プロキャリアの変遷と困難
2020年、アトランタ・ファルコンズに指名されたヘネシー選手は、2021年から正センターとして全試合に出場し、チームの攻撃陣を支えました。しかし、その後は膝の負傷に悩まされることになります。2022年後半に負傷者リスト(IR)入りし、2023年のトレーニングキャンプでも再び膝を痛めるなど、怪我による離脱がキャリアの大きな壁となりました。

その後、2024年にはフィラデルフィア・イーグルスとの契約を経て、再びアトランタ・ファルコンズへ復帰。さらにサンフランシスコ・49ersへと移籍し、環境を変えながら自身のパフォーマンスを取り戻そうと努めてきました。
現在の状況:ダラス・カウボーイズでの挑戦
2026年3月、ヘネシー選手はダラス・カウボーイズと1年契約を結び、新たなステージに立ちました。しかし、厳しいプロの世界は容赦なく、6月には首の負傷による手術を受け、シーズン絶望の負傷者リスト(IR)に登録されることとなりました。現在は回復に向けたリハビリテーションに専念しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 生年月日 | 1997年11月17日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニャック |
| 所属チーム歴 | ファルコンズ → イーグルス → ファルコンズ → 49ers → カウボーイズ |
| NFL通算成績(2025年時点) | 出場64試合 / 先発24試合 |
| 主な受賞歴 | Third-team All-American (2019) |
Frequently Asked Questions
マット・ヘネシー選手の主なポジションは何ですか?
センターです。オフェンシブラインの中央に位置し、プレー開始時にクォーターバックへボールを渡し(スナップ)、相手ディフェンスからクォーターバックを守る役割を担います。
大学時代にどのような評価を受けていましたか?
テンプル大学時代には、全米最優秀センターに贈られるリミントン・トロフィーのファイナリストに選ばれたほか、All-AACファーストチームに選出されるなど、非常に高い評価を受けていました。
これまでどのような怪我に苦しんできましたか?
キャリアを通じて膝の負傷に何度も悩まされており、アトランタ・ファルコンズ時代に複数回、負傷者リスト(IR)への登録を余儀なくされました。また、直近では首の負傷による手術を受けています。
家族にスポーツ選手はいますか?
はい、兄のトーマス・ヘネシー選手がニューヨーク・ジェッツでロングスナッパーとしてプレーしています。兄弟でNFLという最高峰の舞台で活躍しています。
NFLコンバインでの身体能力はどうでしたか?
ベンチプレス23回を記録し、40ヤード走は5.18秒、垂直跳びは30インチ(約76cm)という、センターとして十分なパワーと機動力を兼ね備えていることが証明されていました。