La Gorce Mountains to the southwest of map
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ラ・ゴルス山脈南極クイーン・モード山脈バード南極遠征隊ロス依存地域

ラ・ゴルス山脈:南極クイーン・モード山脈に抱かれた氷の峰々

🗓 2026年8月10日

南極大陸のロス依存地域に位置するラ・ゴルス山脈は、クイーン・モード山脈の一部を構成する全長約37km(20海里)の山岳地帯です。この地域は、巨大なスコット氷河の上流東側に位置し、北を流れるロビソン氷河と、南東から合流するクライン氷河に挟まれた険しい地形が特徴です。

1934年12月、クイン・ブラックバーン率いるバード南極遠征隊の地質調査チームによってその存在が明らかになりました。リチャード・E・バード提督は、ナショナルジオグラフィック協会の副会長を務めていたジョン・オリバー・ラ・ゴルスに敬意を表し、この山脈にその名を冠しました。

La Gorce Mountains to the southwest of map

Key Facts

  • 所在地:南極大陸ロス依存地域、クイーン・モード山脈内
  • 規模:全長約37km(20海里)
  • 主要な氷河:スコット氷河、ロビソン氷河、クライン氷河に囲まれている
  • 最高峰クラス:ジョハンセン峰(3,310m)やペイン山(3,330m)などの高山が点在
  • 発見:1934年12月、バード南極遠征隊による

山脈の地理的構成と主要なピーク

ラ・ゴルス山脈は、北西から南東にかけて多様な岩峰や稜線が連なっています。北西端には、1965〜66年の「ディープフリーズ作戦」に従事したロニー・J・アッカーマン中尉にちなんで名付けられたアッカーマン稜線が位置しています。この稜線付近にあるサプライズ・スパー(驚きの拍車)は、周囲の基盤岩とは異なり、より新しい時代のビーコン層に属すると見られる堆積岩が露出しているため、地質学的に非常に興味深い地点となっています。

また、ギリシャ文字の「Δ(デルタ)」に似た色彩豊かな岩層を持つデルタ峰も、この地域の象徴的な地形の一つです。

中央部から南部にかけての高峰

山脈の中央から南部には、さらに標高の高い山々が集中しています。特に注目すべきは以下のピークです。

  • グリアー山 (3,035m):スコット氷河の東側に位置し、山脈の最西端を形成する著名な山です。
  • ジョハンセン峰 (3,310m):1929年の南極点飛行中にバード提督によって発見されました。
  • ペイン山 (3,330m):山脈西部の突き出した部分にある、頂上が平坦な巨大な山です。
  • ゴールドストリーム峰 (約2,800m):西面に見られる金、黄、茶色の鉱物的な色合いが特徴的なピークです。

これらの山々の命名には、過去の探検家への敬意が込められています。例えば、ギェルツェン山(2,420m)は、ロアール・アムンセンの遠征隊員であり、後にバード遠征隊の氷海パイロットを務めたフレデリック・ギェルツェンにちなんでいます。

Commander Hjlamar Frederik Gjertsen returns from the Byrd expedition 1934

周辺の地形的特徴

山脈の北側、ロビソン氷河とヴァン・リース氷河が合流する付近には、ムーニー山、ボーリン山、ノヴィル山などの山々が点在しています。また、山脈の南西にはデイビス丘陵やガードナー稜線が、東側にはグレーブス・ヌナタク(氷床から突き出した岩山)が位置しており、極地プレートの縁に近い過酷な環境を形成しています。

George Otto Noville

ラ・ゴルス山脈の主要地形まとめ

ラ・ゴルス山脈および周辺の主要地点
名称 標高/特徴 備考
ペイン山 3,330m 山脈最南端付近の平坦な頂上を持つ山
ジョハンセン峰 3,310m 1929年にバード提督が発見
グリアー山 3,035m 山脈の最西端に位置する高峰
アッカーマン稜線 北西端の岩稜 山脈の北西境界を形成
サプライズ・スパー 堆積岩の露出 ビーコン層の岩石が見られる特異点
アワーグラス・バトレス 2,790m 砂時計のような雪のシュートが特徴

Frequently Asked Questions

ラ・ゴルス山脈はどのようにして発見されましたか?

1934年12月、リチャード・E・バード率いる南極遠征隊の地質調査チーム(クイン・ブラックバーン指揮)によって発見されました。

この山脈の地質学的な特徴は何ですか?

主に基盤岩で構成されていますが、「サプライズ・スパー」のように、より新しい時代のビーコン層に属する堆積岩が露出している箇所があり、地質学的な研究対象となっています。

山脈の名前の由来は何ですか?

ナショナルジオグラフィック協会の副会長であったジョン・オリバー・ラ・ゴルスにちなんで、バード提督によって命名されました。

周辺にはどのような氷河がありますか?

山脈の東側にはスコット氷河があり、その支流であるロビソン氷河(北側)とクライン氷河(南東側)に挟まれる形で位置しています。

最も高い山はどこですか?

提供されたデータに基づくと、標高3,330mのペイン山がこの山脈の中で最も高い地点の一つです。

References

  1. , p. 412.
  2. .
  3. , p. 3.
  4. , p. 725.
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  9. , p. 53.
  10. , p. 296.

📸 フォトギャラリー

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Commander Hjlamar Frederik Gjertsen returns from the Byrd expedition 1934
George Otto Noville