1980年代半ば、アメリカのABCネットワークで放送されたドラマGlitterは、きらびやかなセレブリティの世界と、それを追いかけるジャーナリズムの緊張感を融合させた作品でした。トップクラスのエンターテインメント雑誌『Glitter』の編集部を舞台に、富と名声に彩られたライフスタイルと、ビジネスとしての出版業界の政治的な駆け引きが描かれました。

本作は、数々のヒット作を世に送り出した名プロデューサー、アーロン・スペリングによって制作されました。当時の視聴者を惹きつけるため、豪華なゲスト出演者を起用する形式を採用していましたが、激しい視聴率競争に巻き込まれることとなりました。

Key Facts

  • 放送期間:1984年9月13日から1985年12月27日まで。
  • 制作:アーロン・スペリング・プロダクションによるドラマシリーズ。
  • 構成:全1シーズン、計14エピソードで構成。
  • 特徴:ジンジャー・ロジャースやシド・シャリッセなど、著名なゲストが毎週登場。
  • 放送局:アメリカのABC(後にイギリスのBBC1でも一部放送)。

番組の構成と放送の経緯

『Glitter』の形式は、同じくアーロン・スペリングが手掛けた『ラブ・ボート』や『ホテル』に近いものでした。物語の核となるメインキャストに加え、エピソードごとに実在の有名人がゲストとして出演し、物語に華を添える演出がなされていました。

しかし、放送スケジュールが大きな壁となりました。木曜夜の放送枠において、『Cheers』や『Night Court』、『Simon & Simon』といった当時のトップ20に入る人気番組と競合したため、十分な視聴率を獲得することができませんでした。

放送の流れは極めて不安定で、1984年9月に最初の3話を放送した後、一度放送が中断されました。同年12月に再び3話が放送されましたが、状況は改善せず、番組は打ち切りとなりました。残りの8エピソードは、翌1985年12月にABCの深夜枠で消化される形で放送されました。

キャストと制作陣

物語を牽引したのは、デヴィッド・バーニー(サム・ディロン役)やモーガン・ブリトニー(ケイト・シンプソン役)を中心とした実力派キャストたちです。また、音楽面ではラロ・シフリンがテーマ曲および作曲を担当し、作品のラグジュアリーな雰囲気を演出しました。

『Glitter』作品概要まとめ
項目 詳細
ジャンル ドラマ
製作総指揮 アーロン・スペリング、ダグラス・S・クレイマー
主な出演者 デヴィッド・バーニーモーガン・ブリトニー、アーサー・ヒル
エピソード数 14話
放送時間 60分
撮影地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス

Frequently Asked Questions

『Glitter』はどのようなストーリーのドラマでしたか?

架空のトップ芸能雑誌『Glitter』の舞台裏を描いたドラマです。華やかなセレブリティの生活と、それを報じるジャーナリズムの切迫感、そして出版業界の権力争いを掛け合わせた内容となっていました。

なぜこの番組は短期間で打ち切りになったのですか?

主に放送枠の競合が原因です。当時の超人気番組である『Cheers』などが同じ時間帯に放送されていたため、視聴率を伸ばすことができず、キャンセルに至りました。

どのような有名人がゲスト出演しましたか?

ジンジャー・ロジャースやシド・シャリッセなど、当時の映画界や芸能界を代表するハイプロファイルなゲストたちが登場しました。

アメリカ以外でも放送されましたか?

はい。アメリカ国内では苦戦しましたが、国際的に販売され、1985年の夏にはイギリスのBBC1でも放送されました(ただし、全エピソードが放送されたわけではありません)。

全何話制作されたのでしょうか?

全1シーズンで、合計14のエピソードが制作されました。